2012年05月12日
教研セミナー内教育相談室
このブログは教研セミナー内教育相談室のメインブログです。そして、相談室からの最新のお知らせです。
神経症、ノイローゼの人の多くは、多くの施設でカウンセリングを受けられています。しかし現実に自己解決されない人が多いのです。東京足足立区役所前カウンセリングルームでは、主にそのような人に対し効果を上げています。東京足立区役所前カウンセリングルームは、メールと電話を併用したカウンセリングを行っています。相談料はお困りのことが解決後に、お支払いいただいております。
電話カウンセリングは20分間で2,000円です。20分を過ぎると、10分間ごとに1,000円加わります。
なおメールのみのご相談は無料です。ご相談を希望される人は、このブログから当カウンセリングルームのメールカウンセラーの中島正志へパソコンご利用の方はそのまま、スマートフォンの方はPC用に切り替えて左の一番上の【オーナーへメッセージ】からメッセージを送ってください。もしくはこのブログにコメントください。【オーナーへメッセージ】とコメントのみのご利用も可能ですし、無料です。誠実にお答えします。
さらに無料相談の掲示板もあります。ご利用ください。
教研セミナー内教育相談室:東京都足立区中央本町1-12-13
電話:03-5888-7354(NTTひかり電話)
責任者 中島正志
神経症、ノイローゼの人の多くは、多くの施設でカウンセリングを受けられています。しかし現実に自己解決されない人が多いのです。東京足足立区役所前カウンセリングルームでは、主にそのような人に対し効果を上げています。東京足立区役所前カウンセリングルームは、メールと電話を併用したカウンセリングを行っています。相談料はお困りのことが解決後に、お支払いいただいております。
電話カウンセリングは20分間で2,000円です。20分を過ぎると、10分間ごとに1,000円加わります。
なおメールのみのご相談は無料です。ご相談を希望される人は、このブログから当カウンセリングルームのメールカウンセラーの中島正志へパソコンご利用の方はそのまま、スマートフォンの方はPC用に切り替えて左の一番上の【オーナーへメッセージ】からメッセージを送ってください。もしくはこのブログにコメントください。【オーナーへメッセージ】とコメントのみのご利用も可能ですし、無料です。誠実にお答えします。
さらに無料相談の掲示板もあります。ご利用ください。
教研セミナー内教育相談室:東京都足立区中央本町1-12-13
電話:03-5888-7354(NTTひかり電話)
責任者 中島正志
2022年03月20日
カウンセリングガイド 森田療法
日本の森田正馬による森田療法から述べます。
日本でつくられたカウンセリングであり、多くの人が体験しています。
その理論にも、説得力があります。
森田療法の本を読んで、「この方法で改善する」という印象を持つ人はとても多いのです。
その方法について述べます。
【森田療法の理論】
森田療法の理論は「心配の悪循環」です。
心配するから、その心配がさらに心配を大きくする。こんな心配の悪循環です。
これはとても「神経質の人」には説得力があります。
いま用いた「神経質の人」に、森田療法の人格理論は含まれています。
【森田療法の人格理論】
森田療法は人格が、神経症の起きる大きな理由とします。
「神経質な人が、神経質になる」と言いうことです。
このように森田療法は人格論により展開されます。
そこには人格が、神経症を形成するという考えがあります。
【森田療法による改善】
森田療法では症状を神経質な人の「とらわれ、はからい」の現れと考えます。
その「とらわれ、はからい」からの解放を目的とします。
そのために「あるがまま」という言葉を用います。
神経症の不安や心配は、「誰にでもあることをなくそうと『とらわれ、はからい』をしたことにより悪循環に入り抜けられなくなった」ものと考えます。
改善は、ここから導かれます。
それは『とらわれ、はからい』の姿勢を「あるがまま」に変えていくのです。
そのために森田療法では作業を行います。
この点が、森田療法の大きな特徴です。
【森田療法の実際】
森田療法には入院によるものと、社会生活をおくりながらは『とらわれ、はからい』の姿勢を「あるがまま」に変えていくものの二つあります。
前者は医療機関で行われるものが多く、後者は神経症の助け合いグループのように行われています。
前者の医療機関で行われる森田療法は、通院での森田療法を先ず行います。
その内容は日記指導であることが多いのです。
その通院での森田療法により改善すれば、そのまま社会生活に移行します。
現実にはこれはとても困難です。よって、入院森田療法に移行することは多いのです。
入院森田療法について述べます。
森田正馬は入院森田療法を、禅寺の生活から導いたと言われます。
森田正馬の行った入院森田療法は厳格なものでした。
だがいま行われている入院森田療法は、ゆるやかなものになっています。
これは社会の民主化と、神経質そのものの変化によるものです。
入院森田療法は大きく、4期間に分かれます。
それは絶対安静期、軽作業期、重作業期、社会生活移行期です。
最初の絶対安静期は1週間、ただ布団で寝て過ごします。
食事は配膳があります。
この期間は内面の転換のための準備期間とも言えます。
今までの生活を離れ、内面を見つめます。
次は軽作業期です。
これは軽い作業を行う時です。
たとえば草取りのような軽い作業です。
そのような軽い作業と、日記による指導が行われます。
この日記による指導は、最後まで続きます。人によっては退院後も続けられます。
それが通院森田療法です。
軽作業期の次は重作業期です。
これは草取りのような軽い作業ではなく、下水の掃除や家具の製作のようなことを行います。
続く
日本でつくられたカウンセリングであり、多くの人が体験しています。
その理論にも、説得力があります。
森田療法の本を読んで、「この方法で改善する」という印象を持つ人はとても多いのです。
その方法について述べます。
【森田療法の理論】
森田療法の理論は「心配の悪循環」です。
心配するから、その心配がさらに心配を大きくする。こんな心配の悪循環です。
これはとても「神経質の人」には説得力があります。
いま用いた「神経質の人」に、森田療法の人格理論は含まれています。
【森田療法の人格理論】
森田療法は人格が、神経症の起きる大きな理由とします。
「神経質な人が、神経質になる」と言いうことです。
このように森田療法は人格論により展開されます。
そこには人格が、神経症を形成するという考えがあります。
【森田療法による改善】
森田療法では症状を神経質な人の「とらわれ、はからい」の現れと考えます。
その「とらわれ、はからい」からの解放を目的とします。
そのために「あるがまま」という言葉を用います。
神経症の不安や心配は、「誰にでもあることをなくそうと『とらわれ、はからい』をしたことにより悪循環に入り抜けられなくなった」ものと考えます。
改善は、ここから導かれます。
それは『とらわれ、はからい』の姿勢を「あるがまま」に変えていくのです。
そのために森田療法では作業を行います。
この点が、森田療法の大きな特徴です。
【森田療法の実際】
森田療法には入院によるものと、社会生活をおくりながらは『とらわれ、はからい』の姿勢を「あるがまま」に変えていくものの二つあります。
前者は医療機関で行われるものが多く、後者は神経症の助け合いグループのように行われています。
前者の医療機関で行われる森田療法は、通院での森田療法を先ず行います。
その内容は日記指導であることが多いのです。
その通院での森田療法により改善すれば、そのまま社会生活に移行します。
現実にはこれはとても困難です。よって、入院森田療法に移行することは多いのです。
入院森田療法について述べます。
森田正馬は入院森田療法を、禅寺の生活から導いたと言われます。
森田正馬の行った入院森田療法は厳格なものでした。
だがいま行われている入院森田療法は、ゆるやかなものになっています。
これは社会の民主化と、神経質そのものの変化によるものです。
入院森田療法は大きく、4期間に分かれます。
それは絶対安静期、軽作業期、重作業期、社会生活移行期です。
最初の絶対安静期は1週間、ただ布団で寝て過ごします。
食事は配膳があります。
この期間は内面の転換のための準備期間とも言えます。
今までの生活を離れ、内面を見つめます。
次は軽作業期です。
これは軽い作業を行う時です。
たとえば草取りのような軽い作業です。
そのような軽い作業と、日記による指導が行われます。
この日記による指導は、最後まで続きます。人によっては退院後も続けられます。
それが通院森田療法です。
軽作業期の次は重作業期です。
これは草取りのような軽い作業ではなく、下水の掃除や家具の製作のようなことを行います。
続く
2023年02月28日
カウンセリングガイド 精神分析療法
精神分析療法は昭和において森田療法とともに、日本で行われている代表的なカウンセリングでした。
その精神分析学説はジークムント・フロイトが臨床を通して創設したもので、社会学や文化人類学でも用いられるほどの広がりを持っています。
具体的に精神分析療法は『自由連想』において行われます。
『自由連想』とは、自由にこころの中に浮かぶ連想を語るものです。
当然、語りながらブレーキはかかります。
続く
その精神分析学説はジークムント・フロイトが臨床を通して創設したもので、社会学や文化人類学でも用いられるほどの広がりを持っています。
具体的に精神分析療法は『自由連想』において行われます。
『自由連想』とは、自由にこころの中に浮かぶ連想を語るものです。
当然、語りながらブレーキはかかります。
続く